愛着障害を克服するまでのリアル体験記。25歳、生きづらさと向き合う私の記録【第1回】

【愛着障害の原因】なぜ私はいつも不安で満たされないのか?
「なぜ私だけが幸せな恋愛ができないの?」
「仕事も頑張ってるのに、どうしていつも満たされないの?」
周りは楽しそうに見えるのに、自分だけ取り残されたような孤独感がずっと心にありました。
25年間、心の奥には常に不安がつきまとい、その理由が分からず苦しく思う日も。
去年、大きく傷ついた恋愛を経験したことで、初めて自分自身と深く向き合うようになりました。
そしてそのとき出会ったのが『愛着障害』という言葉だったんです。
【自己紹介】25年間抱えてきた『生きづらさ』の正体
まずは簡単に自己紹介させてください。
これから書くことは、25年間、私がずっと心の奥で抱え込んできた『生きづらさ』のリアルな記録があります。
「普通に生きているだけなのに、どうしてこんなに苦しいんだろう?」
その不安や孤独感の原因を紐解くために、正直な気持ちで自分自身の過去と向き合ってみようと思います。
【愛着障害と生い立ち】原因は幼少期の家庭環境にあった

愛着障害について調べていると、幼少期の家庭環境が原因として挙げられます。
愛着障害とは、本来幼少期に親などから十分な愛情を受けられなかった場合に生じる心の問題です。
ここからは、私がどのような幼少期を過ごしたのかを簡単に紹介していきます。

正直、幼少期の記憶はあまり残っていません。社会人になって発覚した内容を元に書いております。
あくまで紹介なので、ほえ〜くらいの気持ちで呼んでください!w
幼少期(0〜5歳)の家庭環境
私の両親は20歳の時に、いわゆる『できちゃった結婚』をして私を産みました。
当時は経済的にかなり苦しく、ボロボロのアパートで、毎日の食事は納豆ご飯かコーンフレークばかりの貧しい暮らしでした。
仲良しだった幼馴染たちは地主や裕福な家庭で、一軒家や大きな家に住んでいました。
私は頻繁に友達の家で遊び、「どうして自分の家は違うんだろう」と子ども心に感じていました。
忙しい両親は学童保育の迎えもいつも遅く、私は毎日のように寂しさを感じていました。
周囲の友達と両親との関係性にギャップが感じられ、母親に怒られるたび、「私が可愛くないからだ」と思い込むようになりました。
両親の離婚(5〜6歳頃)
私が5歳の頃、両親は激しい喧嘩を繰り返すようになりました。
ある日、服がビリビリに破れるほどの取っ組み合いをしている姿を目撃し、強い恐怖を感じました。
やがて母の不倫が発覚し、離婚が決定。
その後、母は保育園の送り迎えを一切しなくなり、私は母からの愛情を急に失いました。
離婚後、私は父方の実家へ引き取られ、新しい環境での生活が始まりました。
この出来事は、私の心に深く消えない傷を残しました。
小学生以降(6歳〜)の感情の変化
父方の実家で暮らすようになり、小学生以降の私は、何事もなく淡々とした日々を過ごしていました。
でも心の中では、いつも寂しさや孤独感がありました。
感情を外に出すことが苦手になり、泣くこともなくなった私に、祖母は「感情のないロボット」と言うようになりました。
実際は、周囲には見えないところで、夜一人で泣いていましたwww
その後、専門学生になるまで反抗期のような状態が続きました。(ハズカシイ)
社会人になってようやく家を出ることができましたが、長年抱え続けた孤独感や生きづらさは、ずっと私の中に残っていました。
【恋愛依存と愛着障害】なぜ私はいつも『二番目』のポジションなのか


私は中学生の頃からずっと、人間関係や恋愛において『二番目』という立場に苦しんできました。
中学時代は好きな人から軽く扱われ、高校では本気で好きになれない人と付き合っては別れる恋愛を繰り返していました。高校卒業後は20歳も年上の男性と交際したり、既婚者と関係を持つなど、いつも満たされない恋愛ばかりでした。
社会人になっても、好きな人とは正式に付き合えず、精神的に消耗する恋愛を続けました。一方、本当に私を大切にしてくれる人には興味が持てず、自ら離れてしまったのです。
「なぜ、いつも同じパターンで傷つくのか?」
その原因が、『愛着障害』にあると最近やっと気づくことができました。
【仕事と自己肯定感】頑張っても満たされない私の心の癖


私は常に、「自分は周囲よりも劣っている」と感じてきました。
だから仕事ではいつも全力を出して頑張りますが、理想が高すぎて成果が出ても自分では満足できません。
どれだけ頑張っても
「これぐらい当然」
「もっと頑張らなければ」
と、自分の努力を認められないんです。
また、他人に「できない」と言えず、キャパを超えても無理をしてしまい、気づけば心がすり減っていることも多々ありました。
【今の正直な気持ち】今を受け止めて、幸せを見つけたい


これまでの話を読んで「不幸自慢」のように感じる方もいるかもしれません。でも、過去のことを恨んだり、悲劇のヒロインぶるつもりは一切ありません。
過去の経験があったからこそ、今の自分がいます。
一般的ではない人生だったかもしれませんが、成人し、自立した生活を送れるようになった今、家族には感謝の気持ちも強く持っています。
だからこそ、「あの時こうだったら…」と過去を嘆くのではなく、ずっと抱えてきた『満たされない気持ち』や『自己肯定感の低さ』に向き合い、本当の意味で幸せになるために、過去を整理したいと思ったんです。



万年反抗期でろくに家の手伝いもせず、素直に話すこともできない子供に育ってしまったので、本当に家族には申し訳ない…。
一人暮らしになると気づくことってありますよねw
【愛着障害の克服】カウンセリングを受けようと思ったきっかけ
私がカウンセリングを受けようと思ったきっかけは、知り合いから「君はいつも自分を良く見せようとしている」「本当は自信がないんでしょ」と指摘されたことでした。
その言葉を聞いて初めて、自分の考え方がどこか歪んでいるのかもしれないと気づいたんです。
振り返れば、「なぜ私の恋愛はいつも周りの人と違ってうまくいかないんだろう」と常に感じていました。ずっと心に満たされない気持ちがあり、自己肯定感もとても低かったのです。
そんな時、偶然YouTubeで公認心理師ソウシさんの『不安障害』に関する動画を見ました。その動画を通して「私が生きづらいのは根本的な心の問題が原因かもしれない」と気づきました。
このままじゃいけない。
幸せな未来を築くためには自分の問題としっかり向き合わなければならない。そう強く思い、カウンセリングを受ける決意をしました。
【体験談】愛着障害のカウンセリングで気づいたこと


カウンセリングを受けてみて、私が抱えている不安や生きづらさが『不安型愛着障害』というものだとはっきり分かりました。
私の場合は、恋人などの親密な関係のある人ができてしまうと、一気に自分の中でバランスが崩れてしまうのです。
「彼はいつか私を裏切るんじゃないか」
「素のままの自分では愛されないのではないか」
と、常に疑っていました。
フリーの時は一人の時間を自分なりに楽しめていたのに、恋人ができると一人の時間が「彼のことを考える時間」になってしまい、自分一人の時間を充実して過ごせなくなりました。(恋愛依存?)
カウンセリングを通じて、こうした心の癖や不安感が『不安型愛着障害』の特徴だと理解し、自分自身と向き合うきっかけになりました。
初めてのカウンセリングで指摘された『愛着障害の原因』
初回のカウンセリングで自分の恋愛や家族関係を振り返り、『不安型愛着障害』が幼少期の家庭環境に原因があると再度認識することができました。
また、辛い経験を淡々と話す私に「普通はもっと感情的になる。記憶が薄いのも、無意識に過去の感情に蓋をしているからかもしれない」と指摘され、ハッとしました。
カウンセラーからの具体的アドバイス
カウンセラーからは「不安を一時的に抑える方法ではなく、不安の根本的な原因と向き合う必要がある」と言われました。
私が持つ恋愛へのイメージは、幼少期の親との関係が強く影響しているそうです。
また、当時好きだった彼は『回避型』で、『不安型』の私とは正反対のタイプですが、実は「どうせ自分なんて…」という自己否定感が根底に共通していると指摘されました。
彼との関係を改善するためにも、まず自分自身の不安を解消することが重要とのことでした。
カウンセリングを受けて感じた正直な気持ち
過去の経験が今の恋愛や人生に悪影響を与えていることには、薄々気づいていました。
でも、
「今が良ければ過去は忘れたっていい」
「過去と向き合ったところで、何も解決しない」
と考えて、ずっと目を逸らしていました。
ただ今回カウンセリングを受けて、「このままではまた同じパターンを繰り返し、傷つくだけだ」とはっきり自覚しました。向き合うことを避けてきた過去の問題に取り組む必要性を感じ、初めて自分自身の深い課題と向き合う覚悟を決めました。
【自己肯定感を高める】私がこれから取り組むことと今後の決意


これからの私は、『自分自身を大切にすること』を何よりも優先したいと思っています。これまでずっと誰かの目や評価を気にして、自分の気持ちを置き去りにしてきました。
まずは自分の幸せを第一に考え、自分自身を心から愛せるようになりたい。そして、自分の心が満たされた時にはじめて、相手のことも心から無限に愛せる自分になりたいと思っています。
余談:アインシュタインが娘に残した手紙


https://www.nomura.co.jp/wealthstyle/method/0004から引用
ある日、私は「アインシュタインが娘に残した手紙」の存在を知りました。
アインシュタインといえば、相対性理論を提唱した20世紀最大の物理学者。そんな偉業を成し遂げた彼が、娘に向けて書いた手紙の中に、思いもよらない言葉が綴られていたのです。
「世界を癒すエネルギーは、光速の2乗で増殖する“愛”によって得られる。
愛には限界がなく、愛こそが存在する最大の力である。」
あのアインシュタインが、「愛こそがこの世界で最も強く、無限の力を持つ」と語っていたのです。
この言葉を知ったとき、私は心が震えるような衝撃を受けました。
これまでの私の“愛”は、自分を満たすためのもの。
相手に期待し、見返りを求めるような歪んだ愛だったことに気づかされました。
だからこそこれからは、もっと純粋に、見返りを求めず、与えられる愛を持てる人になりたい。
「愛着」ではなく、「愛」を持って人と向き合えるような私になりたい。
そう心から思ったんです。


【まとめ】愛着障害を克服し『人生を変える』過程を発信していきます


これから私は、『不安型愛着障害』を克服し、自分の人生をより良く変えていくための過程をこのブログでリアルに発信していこうと思います。
私自身まだ正解も間違いもよく分からないため、ときには的外れなことや、変なことを書いてしまうかもしれません。
それでも、もし私と同じように愛着障害や生きづらさで悩んでいる方がいたら、少しでもその解決のヒントや糸口になれば嬉しいです。
あなたが一人じゃないことを伝えるためにも、ありのままの気持ちをここで共有していきます。